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日記というより経緯

  • 執筆者の写真: 計画 若宮
    計画 若宮
  • 2022年1月9日
  • 読了時間: 4分

若宮計画のことや、私のことをあまりよく知らない人も多いのではないかと思って、ここで日記を付けることにしました。

日記を付けるという行為は、継続できたためしがないのですが、頑張って週一ぐらいのペースでアップできればと思っています。

(それを日記と呼べるかどうかは怪しいですが)


2022年で若宮計画は旗揚げ4年目になるそうです。

私が演劇を始めたのはそれより1年ぐらい前なので、私自身は演劇5年生になります。

旗揚げ当時、高校の演劇部だった私は、他の学校の演劇部員と公演をやってみたくて、それで始めたのが若宮計画でした。

とにかく学校という枠組みに縛られたくなかったのだと思います。

その名残か、今でも若宮計画は劇団ではなく、私しかメンバーがいないユニット、という仕組みです。

スタッフもいない、お金もそんなにあるわけじゃない、輝かしい功績もまだ特にない、こじんまりとしたものです。

それでも、これまで23人の役者さんに出演していただきました。

スタッフ等、関係者も含めるともっといらっしゃいます。

中には、普段演劇をしない方が参加してくれることもありました。

私にとって、それはとてもとても素敵で、ありがたいことで、自慢です。


23人の中には、何回も出演して下さっている方もいます。

劇団ではないと言いつつも、やはり気心の知れたメンバーとやれるのが一番楽で、特に2021年後半は連続で出てくれた役者さんが多かった記憶があります。

それはそれでとても楽しかったのですが、このままでいいのだろうか、というふんわりとした焦りがありました。


この「このままでいいのだろうか」はとても広義的なもので、今考えると自分の生活に対しての焦りだったのではと思います。

旗揚げをしたあの頃の私は、4年後に自分がこんなにちゃんと演劇をしているなんて思ってもいませんでした。

ふんわり演劇を楽しんで、学生生活や、バイトや、就活に勤しんで、ふんわり辞めていくのかなと、明確ではないにしろ、無意識にそう思っていたはずです。

それが、今では生活が演劇中心に回って、他のことをしようにもあまり力が入らず、下手をすれば演劇を辞めると社会との繋がりが途絶えてしまう有様です。

周りは就職先が決まる時期、私は大学を休学し、パソコンと向き合うか稽古をするかです。

かなり、まずいなと思っています。

演劇を、生活の中で少しでも後回しに置けない自分を恥ずかしく思う時もあります。

こんなはずじゃなかった。自分はいつからこんな細い道を歩いていたんだろう、とぼんやりした瞬間、思い付いてしまったのが本作品「CONTROL」です。

笑っちゃいますが、思いついた瞬間企画書を書き、スケジュールを組み、各位に連絡を回し始めていました。



今回のメンバーは北九州というより福岡のメンバーを中心に構成しています。

ありがたい事ながら、少し前から「若宮計画気になります、機会が合えば出演してみたいです。」とお声かけいただいた方々にオファーさせていただきました。

普段、お声かけいただいた方から優先的にオファーするなんてことは無く、ほとんど話した事がなくても、私が素敵だと思った方にオファーさせていただくのですが、今回は偶然、気になっていた方々が声をかけてくださりました。


先日、役者の方が「役者は選ばれないと演劇ができない」と呟いていたのを耳にしましたが、劇団にしない私も「役者さんに選んでもらえないと、舞台にできない」という感覚が強くあります。

なので、役者の方々からこうやってお声かけをしていただく事が増えたのは、とても有り難く、そして続けていて良かったと嬉しくなります。


嬉しい反面、稽古前に「初めまして」と挨拶から始まる現場はとても久しぶりで緊張しています。していますがやっぱり、演劇をするぞ、となるとワクワクしてしまいます。

多分、だから辞められないのだと思います。


話は変わって、先日、所用で奈良にお邪魔したついでに、京都大阪を回ってみました。

どこも自分にとっては知らない土地です。知らない土地を歩き回るのはスリリングで刺激的でした。

京都を駆け足で楽しんだ後、大阪に向かうべく電車に乗り込んだ時のことです。

京都から大阪はとても簡単に行けるんだなとぼんやりいると、車窓から大きな川が見えました。

淀川でした。

夕方の、オレンジがかった空気の中に淀川はゆったりと横たわっているようでした。


私はまあまあ人のいる電車の車内で少し泣いてしまいました。

京都や奈良は行ったことがなくても、メディアに取り上げられる機会が多いので、どのようなものがあるのか大体予想がつきます。

けれども淀川は、私にとって多分予想外のいでたちで、「あ、ここは知らない土地だ。私は今知らない土地で一人なのだ。」ととても強烈に感じてしまったのだと思います。


とても悲しい感覚だったのですが、同時にあの感覚は忘れたくないものです。

あの感覚をお芝居で再現できればいいなとか、そんなことを考えています。

多分途方もなく難しく、時間のかかる作業なのですが、それが自分の満足行く程再現できるまでは、演劇やれたらいいなと思っています。



最後に、淀川の写真は撮り損ねましたが、大阪で気に入ったメトロニュートラムからの景色を。



 
 
 

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photo:小野あだな/沢見さわ/富永秀和

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